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【Serj Tankian】HARAKIRIのライナーノーツに関して思う事。

HARAKIRI

少し遅い話題になりますが、
アメリカのヘビィロックバンド、システムオブアダウン(以下SOAD)のボーカル、
サージ・タンキアンの3番目のオリジナルソロアルバムが今年の夏、発売されました。

まがりにもSOADのファンである僕にとって、
このアルバムの登場は、正に待望の!!と言った感じで、
クソみたいな出来事も多かった今年、
特に嬉しかった出来事の1つになってくれました。

彼の今回のアルバムも素晴らしい出来で、
メタルからヒップホップ、彼らしいゴシック要素の入った民族音楽的な楽曲などなど・・・
多種多様なジャンルをふんだんに詰め込んだ、音楽的な豊かさに、
激しい怒りの表現だけじゃなく、彼らしい繊細さやユーモアなんかもあったりして、
そういったトータルな表現の豊かさにも満足させられる1枚でした。

それよりも何よりも、うーん 格好いい曲ばかりっ!!
ありがとうサージ、僕にとって今回のこのアルバムは、
今年1番の最高の贈り物だったよ。
(出来れば来日もして欲しいなぁ・・・)


そんなこんなではありますが、僕が唯一不満に思った点もあります。
それが、今回取り上げる今作の日本盤ライナーノーツに関してです。
(アルバムそのものとは、あまり関係ないかもしれませんが・・・)
洋楽アルバムを買う時、歌詞の和訳を読みたい僕は、よく日本盤を買います。
洋楽アルバムの日本盤にはライナーノーツと呼ばれる、
音楽記者が書いた記事がよく収められていますが、
個人的にはそれを読むのも、日本盤を買う楽しみの1つだと思っています。

よく聞く意見として、
ライナーノーツにはアーティストを過剰にヨイショしただけのつまらないものが多い、
そんなもの載せるぐらいなら、アーティストのメッセージやインタビュー等を訳出したのものを載せてくれよ。
というのがあります。
それもそうだよなぁと思いつつも、個人的に音楽評論家がアーティストをどう捉えているかを知る事も。
僕にとっては良い刺激になるので、良いと思うのです。

ところが、このアルバムの日本語版に収められているライナーノーツは、
そんなヨイショ記事ですらないのです。

あるのはSOADが新しいアルバムをリリースするか否か、
そればかりに終始した内容で、
アルバムに対する言及がほとんどされてませんでした。

僕はこのライナーノーツを書いた記者にたいして、
がっかりを通り越して、ある種”怒り”を覚えました。

SOADの新しいアルバムに興味が無い訳ではありません。
ただ、僕はファンとして、
サージが今回した”アーティストとしての仕事”の方に興味を持っていたのです。
SOADのアルバムが聞きたければ、黙ってそれでも聞いてろよと思うのです。

ファンの方であれば自明の事とは思いますが、サージ・タンキアンという人物は、
文明や社会が抱える様々な問題に対して、鋭い視点と批評性を併せ持ち、
なお且つそれを、素晴らしい音楽として表現する事ができる、
数少ないアーティストの一人です。

そんな彼が、再結成したSOADのツアー等で忙しい合間を縫って、
今回のアルバムを作ろうと思ったきっかけ、
今の世界をどう捉え、それをどうアルバム内で表現しているのか、
前作とはうって変わったようにロック色が濃くなっているが、その理由などなど・・
ファンである僕としては今回のアルバムに対するこれらの興味は尽きません。

ですがこのライナーノーツを書いた記者は、そんな事はどうでもいいので、
SOADとして新しいアルバムを早く出せと言いたいらしい。
少なくとも、僕にはそう聞こえます。
つまりサージが今回行った”アーティストとしての仕事”には一切の興味が無い。

結論を言うとこの記者からはサージ・タンキアンというアーティストに対する敬意が、全く感じられません。
今後、もしかするとSOADは僕達ファンの期待に応えて、新しいアルバムをリリースしてくれるかもしれません。
ですが、僕はこの記者だけにはそのアルバムのライナーノーツを書いて欲しくないと思っています。
アーティストに対してあまり敬意を持たないような人には、
ファンとして、彼らの素晴らしい仕事にあまり関わって欲しくないと思うからです。



--- 追記 ---

・・・ところで、
このアルバムタイトル「HARAKIRI」ですが、
サージによれば、ハラキリには「尊厳のある死」という意味があるそうなのです。
日本で生まれて、早30年近くになろうとしている僕ですが、
そんな意味があったとは初めて知りました。
うーん、勉強になるなぁ。
(・・ってオイ!!!)

そんな「尊厳のある死」というものをタイトルにしているアルバムですが、
内容は暗いものではなく、どちらかと言えば冒頭でも書いたように、
アルバムのジャケットの様な色彩豊かな、そんな印象を受けます。
彼がどのようなものを表現したかったのか、それにもっと迫った記事が書ければいいのですが、
手元にある資料だけでは情報がもの足りない・・
またそれ以前の問題として、如何せんまだまだ修行不足な身で。
いずれまた・・・
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